素人のPCB作成

自作のPCB基板はうん十年も作ってなかったのですが、今回パラレルポートの増設に伴い基板を作成しました。基板と言っても難しい部品は全く乗っていません。

そうは言ってもDSubのコネクタの穴空けもすんなり空いて感動してしまいました。
流石、鉄の玩具です。

回路図はドイツのFRIEDRICHが販売している Target3001! で書きました。250ピンまでは無料で使える Discover を使いました。ちょっとメールしてみましたが、数時間後には返事を戴けました。ドイツは凄いです。

パターンは回路図が、自分で配置して配線しました。電源ラインをマニュアルで引いてオートルーターを使って引きます。最後は、マニュアルで配線して DRCにかけます。
ま、多くのルールにマッチしているかの確認です。エラーがとれたら、NCコードを吐き出して制作です。

切削のシミュレーションは、NCVCでOKですが、工具交換の工程が入ると、Mach3などのソフトで行います。工具交換の命令は、Gコードを見ていて分かったのですが、反映の仕方が不明でした。Likiponさんに教えて頂いて通しで動くようになりました。

この段階では刃を付けずに実行してみます。通しで３時間近くかかりましたが、脱調した部分がありました。途中に Z40 が入っていて、失敗です。テキストファイルなので手で直してとかドイツからメールで教えて貰いました。

その他、細かいチェックが終わったら、 Cycle Start を押すだけです。
工具交換命令がくると、Gコードが停まるので工具交換、Z軸のオートゼロを実行後に再び Cycle Startを押せばOKです。

ここまで簡単にできると楽しくなってきます。