ZFSによるデータの一時退避

DIY

ZFSでstate: DEGRADEDとなった場合に取り合えずSNAPをとってバックアップを取る時に退避先が無くて困る場合もある。

実際困った、昔のMLに入れるのも手としてはあったけど実はもっと簡単だった。

少し前に Octopiを入れた Raspberrypi4 は、 FreeBSD13.0R + ZFSだった。これを使わない手はないですね。

sudo zfs snapshot zroot/system@220101

これで子孫までSNAPが一瞬でとれました。続いて raspi4側で受取用のデータセット zroot/bkupを追加します。

zfs create zroot/bkup
zfs set mountpoint=legacy zroot/bkup

後はバックアップ元に戻って、 zfs sendするだけです。

sudo zfs send zroot/system/home@220101 | \
ssh user@raspizfs sudo zfs recv zroot/bkup/home

戻す場合は、逆方向に zfs sendするだけです。raspi4側には、展開されたデータとSNAPと両方存在するので、戻す場合はそのまま SNAPを zfs sendします。

zfs createしたときにマウントポイントを regacy に設定しているので、zfs recv してもオートマウントされません。

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