随分経ってしまってますが

DIY

デルタ型のプリンタから普通の門型のプリンタに入れ替えました。

こんなに精密に書けるのだろうかと思いつつ、1番大きなA5にしました。最初は良くまとまっていると感心してしまったのですが、至るところに中華Qualityが炸裂しました。

組み立てて真っ先にやるべきことは、グリスの拭き取りです。そのまま使うと門の両側のボールネジに塗ってあるグリスが硬くなってZ軸の動きが狂い出します。結果、ヘッドをベットに打ちつけるか、ガラス面を削って悲惨な目にあいます。実際に削ってしまいました。折角のプラックダイヤモンドベットなのに!。CRC555で綺麗に剥ぎ取る必要があります。その他は電源スイッチが、切れなくなりました。まあ今更なのでコタツスイッチ付けました。

その後IR(作動赤外線センサー)センサーでベットのレベリングをやろうとしましたが、プラックダイヤモンドベットが原因かと思われますが上手く機能しなかった。今ではオブジェとして使っています。ベットに近づくと赤く光るだけです。以前からあるマイクロタッチより良いかなと思いましたが、残念な結果になりました。考え方が光切断と似通っていて行けるかなと思ったのですが、ダメでした。ただベットのレベリングは是非とも行いたいので、ファームウェアの機能を有効(MESH Bed Leveling)にしました。元々、Marlinのファームウェアをカスタマイズした物が使われており、その割には中途半端な感じです。仕方ないので有志のページ からカスタムファームウェアを頂き入れ替えてます。カスタムファームウェアによって温度コントロールが改善された事と、ベットの平滑化サポートが有効になって補正しながら印刷出来るようになりました。

もちろん推奨しているわけではありませんが、安定したのは確かです。書き込みは、Arudino IDEを使われている方はボード名をセットしてビルドして書くだけです。その後 M502を送ってからM500を送れば完了です。

注意はホームページに書かれた通り ボードが2枚に分かれているので、LCDのケーブルを抜いた状態で書き込む必要があります。そこだけです。書き込み終わったら、ケーブルを戻します。LCDのボードのファームウェアは書き換えていません。

スライサーは JGCrest が付いてます。Cura2.5のOEM版でしょうかね。妙に中国語化されていて気持ち悪いです。なので勿論 Cura入れました。既に4.2がでていますがイマイチなので、最近でも3.6を使ってます。そう言えば、Cura 4.1から JG Aurora A5もサポートされたので、JGの情報をを3.6にコピーしました。これでモデルの絵も Cura上で表示されるようになりました。

通常のように立ち上がったらベットの傾きを補正します。G29 S1を送ると補正ポイントにヘッドが移動するのでGコードを送って高さ調整します。合ったら次のポイントに向かわせます。G29 S2 。同様にG29 S2を送り繰り返します。25ポイント拾うとスタート位置に戻ります。最後に M500を送って保存します。

学習した補正データは電源を切るたびに消えてしまうので、使う場合はスライサーで、印刷の始まる前に M420 S1を送り出すようにセットします。毎回このデータを使うようにはなります。

なお、ベットとヘッドの隙間は、人それぞれ好みによりますが、0.13mmにセットしてます。シックネスゲージで調整してます。

ブラックダイヤモンドベットは薄い特殊加工シートがガラスに密着してます。3Mのプラットフォームシートみたいに貼ってあります。ただ薄い。そしてこのシートはPLAの場合、65度に加熱して使うときに固着します。低いと固着しません。動いてしまいます。良く張り付くのは確かです。因みに大陸から買ったプラットフォームシートは全くダメでした。まあまあなのが防犯ガラスフィルムの凹凸ガラス用と言うのが、非常によく固着します。欠点は付きすぎて熱が下がっても取れにくいことです。

元になっているカスタムファームウェアのバージョンはMarlin 1.1.8Cです。

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