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タッピングの切り方

3Dプリンターを使ってタッピングをきるには、Fasteners ワークベンチを 使って書く。

ただし、fastenersを使うとCAD座標からの拘束は可能であるが、 Bodyからの 距離座標の抽出はできなくなってしまう。
なのでこのワークベンチを使う場合は、すべてのモデリングを完了した後が良い。

例では、この四角柱にタップネジを作る。

ここにタップを切る。

タップを切る位置を割り出す。

10x10の位置にM6のタップを切る予定。

通常は押し出したり、押し下げたりする。拘束された円の位置にタップをきる。

Fasteners を使ってタップを切る。ブーリアンで差分をとるので、 ボルトをクリックすると、座標 0,0 にボルトが出現する。

デファルトで M6になっている。長さを 16mmに設定した。

ネジ thread falseになっているので、trueに変更してネジの溝が見えるように する。

ワークベンチを Partに切替、M6をクリックする。 Placementの右端の... クリックして詳細なプロパティを表示させる。

平行移動量 XYZを増減させ、空けたい位置に拘束させた円にボルトを重ねる。 今回は使わないが、回転はオイラー角度にして使う(慣れの問題だが)。

配置が完了したら、適用してOKを押す。 Partワークベンチ以外では移動できない。

今度は差分を取る上面をクリックしてから、Ctrlを押しながらボルトの頭 をクリックして、 Cutter for objectで減算させる。

このように好きな位置にタップが掘れる。 これで完成であるが、図面化したい場合は Tech Drawワークベンチを使う。

Tech Drawに切替てデファルトのページを挿入ボタンを押すと製図用紙が現れる。

ここに寸法を入れたい図面を選んでVIEWを作成する。 挿入する前に図面を表示させて図面にしたい座標に切り替える。

その状態でビューを挿入ボタンを押すと必要な図面が取り込まれる。

取り込んだ図面の大きさをを scaleを使って調整する。 この図面は小さいので 1.2倍にしているが、 600mm x 300mm として認識表示されるから問題なかった大きな 図面の場合は scaleを 0.2 とかにして縮小する。

寸法はこのアイコンを使って計測して入力する。

このように寸法を入れる。これは編集モードになっているので、 侵入禁止アイコンを押してビュー―フレームのオン・オフを行う。

図面の日付やタイトルも入れられる。

ビューフレームを消してから、 SVGかDXFに exportする。

通常は SVGに出力して Inkscapeで読みこんで印刷を行う。(PDF化する。)
SVGは自動でスケーリングするモードで(デフォルト設定)